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はちみつアレルギーの症状はコレ!【食べ過ぎに注意して】

<監修医師 ゆまこ>
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今回は「はちみつ」のアレルギー症状につてお話しをさせて頂きます。

「はちみつ」って美味しいですよね。ヨーグルトにかけて頂いたり、紅茶に入れたり、料理の隠し味に使ったり……

化粧品にも使われている用途の広い食品です。ですが、こんな話を聞いたことがありませんか?

「はちみつは赤ちゃん(1歳未満)に与えてはいけません」

 

これは、はちみつに含まれる「ボツリヌス菌」により「乳児ボツリヌス症」という病気を発症してしまう可能性があるからなのです。

含まれる菌は極々わずかな量なので大人が食べても平気なのですが、腸内環境がまだ未熟で免疫力が弱い乳児が食べると発症する可能性が高くなるのです。ですから、1歳未満の乳児には与えてはいけない。ということなのです。

(これは、アレルギーではありません)

少しお話しがそれてしまいましたが、早速「はちみつアレルギー」についてお話ししましょう。

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はちみつアレルギーの症状

 

現代では過去よりも沢山のアレルギーがみつかり様々な「アレルギー」が発表されています。はちみつを食べて口の中が「ピリピリ」した事ありませんか?もしかしたら、それは「はちみつアレルギー」なのかもしれません。

 

心拍異常・めまい・血圧低下

はちみつを食した時に眩暈(めまい)を感じる。血圧が下がり立っている事も辛い。このような場合1日(24時間)以上続かないと言われていますが翌日になっても改善が見られないようであれば病院での受診をお勧めします。

 

口の中がピリピリしたり、喉がイガイガする、吐気をもよおす。

口の中は粘膜で出来ています。その為他の症状よりもいち早く「あれ?おかしいな」と感じる事が出来ます。アレルギー症状がヒドイ場合に気道をふさいでしまう事もあります。

このような症状が出た場合は食べるのをやめましょう。心配があれば病院での受診をお勧めします。

 

アナフィラキシーショック

名前は聞いたことがあると思います。自分で気づかないうちにアレルギーの元になるものを(今回の場合は、はちみつですね)摂取してしまった時に遅延型食物アレルギーとして現れることがあります

遅延型のアレルギーは気づくのに遅れる事があり重篤な症状になってから病院へ向かうことになり場合によっては命にかかわる事もあります。状況によっては救急車を呼ぶ事も考えられます。

 

様々なアレルギーの検査方法についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
【アレルギー検査の費用】と種類を徹底解説!

 

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はちみつアレルギーの原因

 

では、何が「はちみつアレルギー」を呼び起こすのでしょうか?

 

蜂が集める花粉

蜂が花蜜を集めます。それを蜂が体内で溜めます。(蜜胃とい言う溜める所があります)体内で消化酵素+唾液酵素+花蜜が合わさることで化学変化を起こし「はちみつ」が作られるのです。

この時に花粉も一緒に運んでいる為、はちみつに花粉が含まれることになりアレルギーを起こしてしまうのです。

つまり、はちみつに含まれる僅かな花粉がアレルギー症状を起こしていたのです。また稀にではありますが、蜂の出す分泌液が原因で症状が出る方もおられるようです。

 

はちみつの食べ過ぎに注意して

 

美味しい、はちみつ。ついついヨーグルトやホットケーキにたっぷりとかけてしまいがちですね。ですが、はちみつも「糖分」には変わりないのですからやはり食べ過ぎには気を付けましょう。

特に、温かいくして食べるとき。紅茶や加熱する料理の時。はちみつに含まれる「(※)果糖」は温めると甘味を舌で感じることが鈍くなってしまうからです。

ですから温かい飲み物や加熱する料理の時は量に気を付けないとかなりカロリーが高くなってしまします。

(※果糖とは……自然界には単独では存在しません。他の物質と一緒にあり、はちみつにはこの果糖が主成分の50%含まれています)

また、先ほどもアレルギーの症状の項でかきましたが、食べ過ぎる(過剰摂取)によりアナフィラキシーショックを引き起こす原因ともなります。

この場合、遅延型食物アレルギーなので時間が経過してから症状が現れるので過度な摂取は危険です。

果糖についてくわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
果糖は太ったり老化を促進する?【糖尿病との関係性も解説】

 

ご注意ください!

冒頭でもお話しいたしましたが、「赤ちゃん」(1歳未満児)への摂取は危険です!はちみつに含まれる可能性の高い「ボツリヌス菌」により「乳児ボツリヌス症」を発症し赤ちゃんに危険を及ぼすからです。

 

乳児ボツリヌス症

ではどのような症状がでるのか簡単にまとめてみました。

✅ 初期症状として

・ 便秘

・ 元気がない

・ おっぱいの飲みが悪くなる

・ 泣き声が小さい

・ よだれが多い

・ 首の座りが悪くなる

・ 顔の表情が無表情になる

万が一、原材料等にはちみつの含まれる食品をたべさせた事に気が付き上記の様な症状が現れた場合はすぐに病院での受診をしましょう。その時には必ず「はちみつ」が含まれた食品を摂取した旨を伝えましょう。

 

★厚生労働省でも1歳未満の子供にははちみつを与える事を避けるようにと指導がはいっています。美味しいからといって少しの量やはちみつが配合されている食品(原材料等)は与えないようにして下さい。★

 

また極力、赤ちゃんには食べさせたくないものについてくわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
pH調整剤の危険性はコレです!【赤ちゃんに与えても大丈夫?】

 

おわりに

しるし   

いかがでしたでしょうか?今回は「はちみつのアレルギー」についてお話し致しました。様々なアレルギーがありますが「はちみつアレルギー」というのは初耳という方もいらっしゃったのではないでしょうか?

また、美味しいはちみつです。美味しくても食べ過ぎは体重増加の原因となる事をお忘れなく。1日の目安はティースプーンに2杯程度といいます。過度の摂取は厳禁ですよ。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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